9月3日
バイト終わりに、近くのラーメン屋さんに寄って食べていると、
mahinaの「every day」が流れていた。
妙に聞き入ってしまって、しばらくの間
ただ、らーめんどんぶりに反射する照明を見ていた。
自分はどんな仕事でも大丈夫だと思っていたけど、深呼吸をしたくなって、意外と疲れていることを知った。
今日は一段と、私のアパートから見える景色が好きだ。
私のアパートは、私だけが使う階段があって、私だけが使う踊り場がある。
そこは3階で、通りの裏側で、離れた駅に立つ小さなタワーが見える。
いくつも連なったマンションも見える。
静かに照らされ点滅するタワーと、マンションのひとつひとつの窓の明かりで、私はほっとする。
「ここには誰も来ないなあ」という気持ちと、「誰かがどこかにいるんだなあ」という気持ちを、持てることで。